元社会人マネージャーが送る部活のマネージャーのためのブログ

レギュラー以外のサポートをする覚悟はできてる?

マネを知る

テレビやSNSといったもので競技・選手に憧れてマネージャーになりたいと思う人もいると思います。

ですが、マネージャーをやりたいと思っている人に1つだけ聞きたいことがあります。

エース・レギュラーのサポートができないことの覚悟はできていますか?


どういうきっかけかはどうでもいいんです。

ただレギュラー選手、エース選手、優勝選手・・・・という

すごい選手のマネージャーになりたい!

すごい選手のサポートをしたい!

と思っている人はレギュラーやすごい選手のサポートにつけない時のことを少し考え欲しいです。


キラキラ・ワクワクだけでマネージャーに希望を抱くのはここまでです。

これからのことをきちんと覚悟するなり、決意するなり、心の準備をしてください。

こんなはずじゃなかったとマネージャーを選んだ道を後悔しないためにも。

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最初からレギュラーにつけることは難しい

入部してからレギュラーの担当のマネージャーになることは難しいです。

最初は仕事を覚えることから始まり、もっぱら仕事の基礎となる雑用からになります。

雑用といっても仕事の基礎であり学べること・雑用からの視点で学べることはたくさんあります。そのことについては【手抜き厳禁】環境作り・雑用の仕事を手を抜くなに書いています。



強いチームでマネージャーをするなら尚更です。

理由は4つ

  • レギュラー担当になれるほどの力と信頼、信用がない
  • 強豪になれば女子マネージャーの人数も多い
  • レギュラーや大事な仕事は先輩の仕事
  • 男子マネージャーがいればレギュラーは男子マネージャーがすることが多い

です。

レギュラー担当になれるほどの力と信頼、信用がない

入部したてで、さらにマネージャー経験がないのならレギュラー担当になれることは難しいです。

マネージャーに必要な力がないし、なによりチーム・選手のことを知らないマネージャーを信頼・信用できないからです。

例えば・・・・あなたにとって大事な相談ごとをあなたのことをなにも知らない人にしますか?

しませんよね??

それと同じです。

これは最初だから仕方ないです。

もしレギュラーのマネージャーになりたいなら力と信頼、信用をつければ担当になることも可能です。


ギュラーや大事な仕事は先輩の仕事

入部したてのマネージャーに任せられないなら誰に任せるかというと、先輩マネージャーになります。

1年・2年多く仕事して、選手・チームを知っていているので当然先輩マネージャーが任せられます。

レギュラー担当になるマネージャーの人数もそんなにいらないので、先輩マネージャーが1人・2人入ってしまえば、他は2軍や1年のフォローになります。

だから2年生になれば、3年生になれば必ずレギュラー担当になれるとも限りません。


女子マネージャーの人数も多い

強豪になればなるほど、それだけ憧れたり・マネージャーになりたいと思う人も当然多くなります。

つまり、レギュラーになりたい!と思う人はあなただけではないということです。

女子マネージャーが多ければ多いほど競争率も高くなるので、数多くいる女子マネージャーの中で抜け出すほどの力をつけることが必要になります。

ただ力をつけるのと、大勢の中から選ばれるような力をつけるとでは苦労の度合は高くなるので、きついと思うことが増えるかもしれません。


マネージャーがいればレギュラーは男子マネージャーがすることが多い

これが実は厄介だったりするんですが・・・・

男子マネージャーがいれば大事な役割、大事な仕事は男子マネージャーがすることが多いです。

有名な箱根駅伝でも主務(マネージャーのリーダー的なもの)はほぼ男性です。

だから男子マネージャーがいればレギュラー担当はかなり難しくなります・・・。

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レギュラーじゃない選手のサポートがメインになる

上の理由で入部してから、もしくは2年になっても、最悪は最終学年になっても、レギュラー担当のマネージャーになれません。

なので、レギュラーではない選手のサポートがメインになります。


最初に ース・レギュラーのマネージャーが出来ないことの覚悟はありますか? とお伝えしましたのはこのためです。



SNS,テレビでみるすごい選手や優勝チームをみて

私もこの選手・このチームのマネージャーになりたい!

と思うことは別にいいんです。きっかけは些細なものです。

そのきっかけで・・・

すごい選手だけをみてマネージャーをしたいと思うのか

●頑張る選手をみてマネージャーをしたいと思うのか

ではレギュラー担当になれないことがわかったときに、続けるのか・辞めるのかがはっきり分かれます。

そして!

レギュラーでもレギュラーじゃなくてもマネージャーの仕事内容は変わりません

マネージャーは選手に競技や勝つための練習に集中するようにサポートすることが役割です。

それにレギュラーかレギュラーじゃないかは関係ありません。



同じ仕事・同じサポートなのレギュラーじゃないサポートすることは本当に大丈夫ですか?

きちんと考えてみて下さい。

面白いのはレギュラー以外の担当マネージャー

レギュラー担当も最前線で楽しいけど、元マネージャーを意見として知っておいて欲しいのは面白いと思うのはレギュラー以外(2軍など)の担当マネージャーということです。

理由は簡単。

  • 上に行きたい気持ちが前面に出ているからサポートのやりがいがある
  • 選手がレギュラーに昇格したとき・エース級になった時の嬉しさは格別だから
  • 強くなるのがわかるから

です。

マネージャーという選手のサポートをしていることの楽しさ、やりがいが1番感じます

ようはマネージャーの自己満足です。

強くなりたい、レギュラーになりたいと常に上に行きたい気持ちでいる選手をみていると色々なことを忘れて純粋に【力になりたい、サポートしたいな】って気持ちになれます

レギュラーに活気がないときでも、2軍の選手で盛り上がり、レギュラーにプレッシャーをかけてチームを盛り上げることもできます。



また今まで2軍だった選手がレギュラーになり活躍する姿を見れば、やっぱり嬉しいでレギュラーの焦った顔・負けられない気持ちを見ることもできます。


初心に戻れるというとか、マネージャーとして大切な気持ちをいつも思い出させてくれます。

だからレギュラー担当が必ずしもマネージャーにとっていいと限りません。

カラリ
カラリ

レギュラーは良くも悪くも安定して強いし、サポートがいらないくらい自分たちでできるし、やっぱりきちんとしています。

なのでほんの時々【これマネージャーいる・・・?】って思うこともありました。

おわりに

ワクワク、キラキラなマネージャーの姿を夢見るのもいいですが、そのワクワク・キラキラした姿は先輩マネージャーが仕事して、工夫して、信頼してもらって作り上げた部分です。

SNS、メディアに移るのはほんの1部分なのを忘れないで下さい。

その裏では寝る時間は3時間だけかもしれないし、休む暇なくサポートに動いているかもしれないし、時にはきつい言葉を言われて泣いたかもしれません。部活と勉強の両立に苦しんでいるかもしれません。


マネージャーになりたいのならキラキラした姿だけでなく、その裏もきちんと見てからでもなるのを決めるのは遅くありませんよ。

マネを知るマネ希望者元マネの主張
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カラリ

元社会人マネージャーのカラリです。
プロフ画像は本人ではありません。

●社会人チームでのマネージャー経験6年
●チームでの優勝経験数回あり
●陸上での裏方経験10年以上

マネージャーで経験したこと・見たことなど私自身が体験したことを発信しています。

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