元社会人マネージャーが送る部活のマネージャーのためのブログ

マネージャーをして得たもの【体験談】

マネを知る

マネージャーになったらどんなメリットや将来的に繋がることがあるのか知りたいですよね。
不安なとき、疑問に思うとき、悩むときなどは特に。

私も悩んだとき『このまま続けてなにかあるのかな?』と考えることがよくありました。

ですが結局見つけられませんでした・・・。

辞めて数年たった今、改めて考えてみましたが思いつくのは【やりたいことをやれた】。
これだけでした。

が、どんどん記事を書いていくうちに得たものを見つけられたので書き直させてもらいました。

なにかの役に立てれば嬉しいです。

この記事での得たことは【今後に役立つこと・今後につながったなと思ったこと】を基準にしてお話ししていきます。


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マネージャーをして得たもの

自信

今までコンプレックスの塊だった自分が「これは頑張った!」と胸を張れる出来事があることはなによりも自信になりました。

今までは興味のあることでも3日坊主になったりすぐに飽きるし、好きでも嫌われること・反対されることが怖くてしないことばかりを選ぶことが多かったです。

そんな私がまず、私の身周りにいるすぐに否定する人達の意見をすべて無視しました。

弱音もよく言っていましたが、マネージャーのことでは一切誰にも弱音を吐きませんでした。

否定じゃなくて認めてほしくて勉強しました。

苦手なことも苦手なりに出来るようになりました。

マネージャーをやっている時はマネージャーのことしか考えていなかったし、マネージャーに繋がる行動しかしていませんでした

それくらい自分史上1番頑張りました

その結果、選手から認めてもらって必要とされて、チームとしても勝つことができました。

結果は選手の力だけど、それ以外は全て自分で行動して掴めたものです。

3日坊主で飽き性な自分が6年続けたこと、結果を掴めたことで

「こんな自分でもできた・・・!」

と実感できたことで【マネージャーの自分を超えることが目標】になるぐらいの自信になりました。

チームを知れた

選手をしていたときではわからなかった”チーム”を知ることが出来ました。

選手時代もわからなかったわけではないけど、実際に体験してみると見える世界が180°違いました

選手はもちろん結果を出すことに集中します。

裏方はチーム・選手の目標に向かってそれぞの仕事の人と話し合い・相談・調整を繰り返してチーム・選手がいかに結果を出せるか、力を出せるかを考えて動きます。

この裏方はコーチ、監督、マネージャーだけでなく、 親、家族、彼氏彼女、大会関係者、後輩、学校などが見えないところでたくさんの人が動いていているし、関わっています。

この裏方として動いている人の姿をマネージャーとして自分の目で見たときに

『自分が見てきた世界はほんの一部だったんだな』と胸にグッとくるものがありました。

裏方は多くの人が思うように、行動したことが反映されることも自分に返ってくることは少ないですし、報われることも限りなく少ないです。

みる人からみれば損することしかないと思います。

それでも選手・チームのために動いている人がくれている人がたくさんいます。

チームがどういうものなのか、どう成り立っているのか自分の目で見て、知れたことは大きな知識になりました。

なにより”チーム”を知ったことで【当たり前に動いていることは当たり前ではない】ことを知れたことは大きな財産になりました。



チームでの達成感

チームとして目標を達成することの達成感・快感・喜びを味わえたことはすごくよかったです。

達成のためには【協力・連携・勉強・工夫】が選手だけでなく、裏方それぞれも必要になります。

時には言い合いになったり、険悪になったり、すごく大変でつらいこともあります。

それを乗り越えて選手が結果を出し、裏方も今までのことが発揮されて勝てたときの達成感・快感は最高でした。

チームで勝つということは裏方・選手・・・チームに関わる人全ての人が一体になって結果を出せたものと同じことでもあるからです。



この快感をわかりやすく例えるなら・・・

たくさん動いて汗をかいて、のどがカラカラに渇いたときに好きな飲み物を一気に飲めた快感。
ゲームで何度も何度も倒せなかったキャラをやっと倒せたときの達成感。

この2つが同時にきた感じです。

私は選手として団体競技・個人競技どちらも経験してきましたが、選手では味わえなかった感覚でした。

マネージャーでチームを知ったことでより強く感じたことも大きいと思います。

チームとしての達成感を味わったことで、チームとして活動すること・達成していくことに興味を持てるようにもなったきっかけとなりました。

チームメイト・チーム

マネージャーとしてこれは外せません。

今後に役立つとか関係ないけれど、チーム・チームメイトがいなければ行動・勉強・継続が出来なかったです。

つらいとき、挫けそうになるときも多かったですが、選手・チームを考えたら出来ることも多かったのでマネージャーの仕事をするうえで大きな原動力になりました。

3日坊主で飽き性な自分が続けられたのは【自分自身がやりたいから】がありましたが、チームメイト・選手がいなけれな工夫・改善は出来なかったし、しようともしなかったですね。きっと。

時には味方、時にはライバルとして切磋琢磨できたこともまたいい経験になりました。

今は残念ながら交流はありませんが、それでもマネージャーで得たものはチーム・チームメイトということにかわりないです。

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補足:なっただけでは得られない

この記事を見て「マネージャーになれば得られるんだ」と思う人がいるかもしれませんが・・・

マネージャーになったからといって必ずメリットが得られるとは限りません。

私がマネージャーで得られたのは

やりたい➡うまくなりたい➡勉強・工夫➡視点を変える・自分のことを考える

ことをしてきたり、繰り返してきたからです。

選手にマネージャーだと認めてもらえるように行動してきたからです。

もしメリットを得るためだけにマネージャーになりたいと思っている人は辞めた方がいいです。

マネージャーは【自分がなにか得をすること】を求めて出来るようなものではないからです。

仮に得るために行動ができたとしても【得たもの】は自分で気づけないと見つけられません

だからマネージャーになっただけでメリットは得られません。

おわりに

マネージャーで得たものとして偉そうな記事を書きましたが、全てのきっかけは【やりたい】という興味関心です。

興味関心がスタートだったので『1年したら辞めよう』とも最初は考えているぐらいでした。

それが6年も続けられたのはなによりチーム・選手のおかげです。

マネージャーはよく支えていると表現されますが、実際は支えられている側でもあると思います。

支えているように見えたり、自分だけ頑張っているつもりでも結局は誰かのおかげで成り立っています。

私としてはこういった考え方ができるようになったことが1番得たものだと思っています。

マネを知るマネ希望者元マネの体験談
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カラリ

元社会人マネージャーのカラリです。
プロフ画像は本人ではありません。

●社会人チームでのマネージャー経験6年
●チームでの優勝経験数回あり
●陸上での裏方経験10年以上

マネージャーで経験したこと・見たことなど私自身が体験したことを発信しています。

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