元社会人マネージャーが送る部活のマネージャーのためのブログ

【元マネの体験談】マネージャーで苦労したこと

マネを知る

元社会人マネージャーがマネージャーで苦労したところをお話ししていきたいと思います。

マネージャーって辛いのかな?
大変なの?
なりたいけど心配・・・

という不安な気持ちから事前の調べている方も多いと思いますので少しでも参考になれば嬉しいです。

前回の記事:マネージャーで大変なところをご紹介しましたがこのブログでの大変と苦労の違い

  • 大変よりも大変だった
  • 仕事として機能するために時間がかかったもの

を基準として書いています。

大幅に修正しましたので12/20に再投稿しました

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苦労したこと~仕事4つ~

複数同時進行で仕事をすること

  • 数人のタイムを計りながら記録をつける
  • ドリンクを作りながら選手の様子を見る
  • タイムを計りながらトレーニングの補助に入る

といったように同時進行の仕事を2つ同時に進めながら仕事をしなくてはいけないことはやっぱり大変で、出来るまでに苦労しました。

私自身、複数のことを同時進行することが苦手だったこともありますが慣れるまではミスの連続でした・・・。


『今なにをしていて、あれはここまでしていて・・・』みたいに頭をフル回転しているので仕事が終わったあとはヘトヘトでした。

先回りしてサポートすること

元々自分から動くことが苦手だったので指示されてからじゃないと動けなくて、気の利いたサポートは全然できていませんでした。

苦労したというよりは苦戦近いのですが、先回りしたサポートができるまでには時間は1年近くはかかったと記憶しているぐらい苦戦しました・・・。

選手・監督が思っているサポートを先回りしてできるまでには何度も失敗したし、全然違うことを何度もしていた苦い記憶があります・・・。

時間はかかりましたが、選手が手を出せば選手が欲しいものが渡せるくらいには、言葉を交わさなくてもできるようになりました。

おまけに指示を聞く時間を選手とのコミュニケーションを取る時間に充てることができたので、選手とのコミュニケーションを取ること・体調観察に充てることができたので頑張ってよかったなと思いました。

カラリ
カラリ

言わなくてもなんとなくできるようになったときは自分でも『あぁ~マネージャーやってるわ』って嬉しくなったし、自分の成長も感じれた瞬間でした

自分から動くこと

マネージャーになれば自分から動くことがどうしても必要になります。

選手に話しかけに行ったり、仕事を見つけなければいけなかったり、先輩マネージャーの手伝いに行ったりなどです。

でもマネージャーを始める前の私は人見知りで知らない人と話すこと、自分から動くことがかなり苦手で大嫌いでした。

動かなかったことで失敗した体験談は【失敗談】選手から怒られた話に書いています。

チーム・選手に慣れるため、溶け込むため、マネージャーとして仕事をするためとはいえ、自分から動くことはかなり苦労した記憶があります。

帰りによく1人で反省会をしたものです・・・。

選手のON・OFFに慣れること

選手の中には優しい性格の人が試合・練習になる攻撃的な性格になる選手がいます。

普段は本当に気をつかえる優しい人なのに、試合・練習中はマネージャーの私にすら

このときは●●して!

じゃないと俺らはわからないから!!

八つ当たりか!?と思うくらいガンガン言われた時の衝撃は今でも覚えています。

そして本人はたぶん無意識にスイッチが入っているんですよね・・・。

だからこそ選手のON・OFFになれることは苦労しました。

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苦労したところ~仕事以外の3つ~

選手・チームを知ること

社会人チームはマネージャーを信用していないなら競技の話もしてくれませんし、仕事を頼んでくることもありませんでした。

選手から必要としてもらえるためにはマネージャーから選手・チームを知る必要がありました。

ですが人見知りで男性が得意でないので知るためのコミュニケーションには苦労しました・・・。


また社会人チームは年間を通して選手の移籍や加入がありました。

仲良くなったと思ったら移籍、今のチーム状況にやっと慣れたと思ったら新しい選手の加入など・・・つねに新しい環境がやってくるので、人見知りには少々過酷でしたね。

カラリ
カラリ

このおかげで今は人見知りだけど、話せる人見知りになることができました。

社会人になれば人見知りは通用しないので『マネージャーで経験していてよかったな』と思うことが社会人になって多かったです。

選手との線引き

心配からつい選手におせっかいを焼きすぎたり、マネージャーの役割以上に口出しすることがありました。

特に選手のケガに関しては心配・悪化の心配から口うるさく言っていた自覚もあります。

どんなにケガのことで選手・監督と話し合ったときに、うまく話し合いがまとまらなくて悩んでいた時に他チームの先輩マネージャーにアドバイスをもらいました。

先輩マネ
先輩マネ

心配するよね~わかる。
でもね、だからこそ選手との線引きは大切にした方がいいよ。
そうしないと心配が絶えないし自分がきつくなる。

こっちが色々言っても選手が決めたならそれはもう選手が決めたこと。
そこでマネージャーの役割は終わり。それ以上口出ししてはいけない。


でも最後に念押しで
「どうなっても知らないよ。それでもいいならもう止めない。あなたが決めることだからね」
と伝えて選手・監督の判断に任せること。それがマネージャーに役割で選手にできること。

あとは選手決めたことを出来るように、ケガ悪化させないようにしてあげることが大事だよ。


口出ししていましがち・お節介を焼きたくなる癖が抜けなくて自分の中でしっかり線引きすることが苦労でした・・・。

しっかりできるようになるまで本当に1年近くかかりましたからね・・・。

カラリ
カラリ

先輩のアドバイスのおかげでマネージャーだからと遠慮したり、色々口出し・詮索するのではなくなどの線引きすることの大切さを知りました

割り切る・コントロールすること

マネージャーになればたくさんの人と接することになり、ケガなど心配な場面を見たり、八つ当たりされたり、やっていることにとやかく言われたり・・・・など色々なストレスがかかります。

そんなときでもマネージャーは”なにもなかったかのように冷静に接すること”がどうしても必要です。

それは選手・チームが円滑に進むためでもありますが自分を守るためにです。


感情に振り回されていた私は感情が安定せず、割り切ることも、物事を客観的に見ることもできずにきついまま仕事をしていました。

仕事をしていてもイライラ、モヤモヤが残っているので当然仕事でミスしたり集中できなかったりしました。


周りのため、自分のために割り切る・感情をコントロールすることは2年くらいかかりましたし、意識していても上手くいかないことがまたストレスになってで大変でしたし、きつかったし、苦労しました・・・。

おわりに

マネージャーでは大変・苦労したことが多かったですね。

私自身が不器用というのが数の多さで理解いただけると思います。

ですが、苦労・大変で終わらせずに自分のものにしたことで、選手・チーム・将来の自分の役に立てれたなと感じていますし、実際に選手から言葉としてもらったときには『頑張ってよかったな』と思います。

マネを知るマネ希望者元マネの体験談
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カラリ

元社会人マネージャーのカラリです。
プロフ画像は本人ではありません。

●社会人チームでのマネージャー経験6年
●チームでの優勝経験数回あり
●陸上での裏方経験10年以上

マネージャーで経験したこと・見たことなど私自身が体験したことを発信しています。

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