元社会人マネージャーが送る部活のマネージャーのためのブログ

【後輩に知ってほしい】先輩マネージャーって大変で難しい

マネを知る
  • 後輩ができた人
  • 先輩にもうすぐなる人
  • 先輩に対して思うことがある人


そんな人に向けての記事になります。

先輩って想像以上に難しいし大変です・・・。

私は1人マネージャーだったのでマネージャーで先輩になったことはありません。

ですが、社会人で教える立場になったことがあるのでその目線でお伝えしようと思います。



後輩も大変だと思いますが輩も先輩で大変ということを少しでもわかっていただければ!

そして『先輩も大変だから●●の仕事をしておこうかな』と動けるきっかけになればと思います。

これを読んで少しでも先輩が大変なんだと思う人は後輩が大切なことという記事を見て後輩ができることをしっかりやって少しでも先輩が楽にできるようにしてあげて下さい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

先輩が大変で難しい理由

難しい理由は【先輩】を経験したことないのにいきなり【先輩】になるからです。

1年生だった人が2年になり先輩歴経験0年なのに先輩になるわけです。

わかりやすい例なら・・・
料理したことがないのに「検索をせずに定食を作って」と言われるようなものです。
マネージャーを初めてするのに「●●の仕事して」と言われるようなものです。


なのに監督からは年が上というだけで先輩として最上級生としてしっかりすること、上級生らしく振舞うことを求められます。

先輩だって先輩1年生なのに・・・!!

新入生と同じようになにもわからないまま【先輩】になり後輩に教えて・まとめて・自分の仕事もしなくてはいけません。

先輩になるってことにすらついていけないんです・・・。

先輩としての正解がわからない

また、ただ単純に先輩になって「教えて終わり~」ならまだ大丈夫なんですよ。

でも後輩が1人前(1人でも仕事ができるように)になるようにしなくてはいけないんです。

つまりは・・・・

1人前にするためには時間がかかる→後輩と接する時間が増えること→後輩といい関係性を築く必要がある→後輩とどう接していいのかわからない・・・!!

という新たな問題が発生するんです。


後輩も先輩とどう接していいのかわからない・不安と思いますがそれは先輩も同じなんです。

どうしたら後輩に伝わるのか・・・

どうした仕事ができるようになるのか・・・

どうしたら聞いてくれるのか・・・

後輩に嫌われないようにしたらどうしたらいいのか・・・

など先輩も悩んでいます。

人間なんでなにをしたら正解もないし、先輩経験もなく試行錯誤だから本当に大変で難しいです。。

スポンサーリンク

先輩的・大変なところ5つ

先輩になれば、ぶっちゃけとにかく全てのことが未経験で難しいのですが・・・・先輩としてなにが大変なのかを具体的にご紹介します。

仕事をしながら教えないといけないこと

仕事をしながら・・・

  • 後輩ができているか様子をみる
  • 選手の様子をみる
  • 後輩できていないなら対応する
  • 後輩の対応しながら仕事を同時進行で進める
  • 次にしてもらう仕事を考える
  • 後輩が仕事のチェック

色々なことを考えながら自分のマネージャーの仕事をしなくてはいけません

マネージャーならわかると思うがサポートという仕事は仕事だけでも選手のたくさんのことを見て

、考えなくてはいけません。

それに加えて後輩のことまでは入ってきます。

慣れなければ思考はパニック状態なんです。

もし後輩が間違ったやり方で仕事をしていれば、さらに負担は増えます。

自分でコントロールできないこと、予想できないことだからこそ【仕事しながらの状況にいるだけでストレス】が強いです。

仕事を言葉で教えることが難しいこと

例えばドリンク作りと選手の行動で気づいて行動するということを教える場合・・・

ドリンク作りは口で説明しながら実践でも見せれることができるし、何度も後輩に同じように教えることができます。

ですが、選手の行動で気づいて行動することが口では説明できても実践で見せることがタイミング的に難しく、タイミングがあってできても詳しく説明することができません。

それに同じようなことが今後起きるかもわからないので同じ状況で何度も教えることができません。



つまり経験で身に付いた感覚的なことが教えるの非常に難しいです。

マネージャーの仕事はココこそが大事なのに・・・・教えられないことが非常にもどかしくもあります。

カラリ
カラリ

感覚的なことを教えてもらう機会を多くするにはとにかく先輩の手伝いを率先することが1番近道になると思います。

先輩に使える後輩と思ってもらえなければ仕事を任せてもらうこと、選手に近い仕事をするチャンスすら逃してしまうからです。

仕事を覚えたい!と思う後輩は率先して先輩のフォローに入りましょう。


後輩への接し方

先輩の悩みNO1ですね。

後輩が先輩にどう接したらいいのかわからないように、先輩だってわかりません。

それこそ2年生になって先輩になったばかりのマネージャーは特に。

わかるように説明しているつもりでも相手に伝わってないことがあったり・・・

先輩自身は後輩のためにと思って言ったことが後輩にとってはきつすぎることだったり・・・

任せられると思ったのにしていなかったり・・・

などなど考え方の違いですれ違うことも多いです。

特に後輩とどの程度仲良くなるべきか、どう怒ればいいのかが1番難しいです。

仲良くしすぎたら舐められて仕事をしなくなったり・怒りにくくなったりしますので・・・。

カラリ
カラリ

先輩自身が【誰かに頼れない人、頼り方がわからない】場合は後輩に仕事を振ること自体に苦戦します・・・だから後輩から聞いてくれるとありがたかった経験もあります。


後輩のミスで怒られる

今まで経験しなかったのに先輩になって経験することが【後輩のミスで怒られること】です。

監督からすると後輩ができないのは先輩の教え方が悪い・きちんと後輩を見れてないということになるんです。

選手からすると後輩マネージャーのミス=マネージャーのミスになるんです。

だから必然的に先輩マネージャーが怒られることになります。


正直自分自身のミスで怒られるわけじゃないから先輩だって・・・

ミスしたのは後輩なのになんで!?

きちんと教えているのに・・・

って思うこともあります。

でも後輩がしっかり反省していたり、「すみませんでした」と言われると可愛い後輩のためなら乗り越えられちゃいます。

カラリ
カラリ

可愛い後輩のためなら多少のことなら許せてしまうのも本音。
先輩だって人間なので好きな子、大事な子のためなら頑張れちゃいます!

だからこそ後輩は可愛がられる後輩を目指すべき!損は絶対にしない!


突然”責任”が出てくる

進級したからといっていきなり先輩になるわけです。

それまでは自分の仕事だけを考えていればよかったけど【先輩という責任】が突然出てきます

責任と言われても後輩の代わりに怒られたり、仕事が増えたりという責任がなんだ??っていう感じなんです。

教えるので精一杯なのに【後輩を育てる責任】が突然出て正直戸惑います・・・。

先輩も戦っている

先輩という立場になると

  • 自分に責任ではないのに怒られる、責任と取らないといけない
  • 伝えたのに伝わらない
  • 仕事で手一杯なのに教えないといけない

といったようにとにかく余裕がなくなり、慣れないことをするのでストレスも一気に溜まります

なのでいつもならイライラしない場面でもイライラしたり、ストレスが溜まって、つい怒ってしまったり、冷たくなってしまったり、きつくあたってしまうことだって正直あります・・・。

でもそんなことをして辛いと感じているのは先輩もです。


どうしてあんなことをしてしまったんだろう・・・

と終わってから後悔すること・反省することはすごくあります。

先輩も自分自身と戦っているんです

後輩にきつくあたりたくないのに、慣れないため自分をコントロールできなくて八つ当たりしてしまうんですよね・・・

カラリ
カラリ

もし先輩から理不尽なことで怒られたりしたときには『先輩もストレス溜まっているんだな~』と思うようにしてみてね!

おわりに

自分が見ている部分だけが全てではないことを少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

先輩と一言で言っても全て出来るわけでも、全て知っているわけでもありません。

だから後輩の協力だったり、良く言われる報告、相談が大事になります。

先輩が先輩の仕事ができるように、後輩は後輩としての仕事をするためにできることからしてみて下さいね!

マネを知る後輩マネ新人マネ
スポンサーリンク
カラリ

元社会人マネージャーのカラリです。
プロフ画像は本人ではありません。

●社会人チームでのマネージャー経験6年
●チームでの優勝経験数回あり
●陸上での裏方経験10年以上

マネージャーで経験したこと・見たことなど私自身が体験したことを発信しています。

▶カラリをフォローする ◀

▼コメントはこちらから

スポンサーリンク