今回は後輩に指導するとき、教えるときにしてはいけないNG行動をご紹介します。
褒めたりすることも大事な1つだけど、なによりも大切なのは【嫌なことをしないこと】だと思っています。
どれだけいいことをたくさんしたとしても、その人を裏切ること・1番嫌なことをされたら1発アウトになります。
例:浮気が1番ダメな彼氏・彼女にどれだけ好きとかプレゼントをしても浮気する
私は1人マネージャーでしたので後輩はいなかったので
をまとめました。
NG行動5つ
他人と比べること

特に失敗・ミスしたときに

●●さんはできるよ?
なんであなたはできないの?
みたいに比較するのはダメです。
できないのは指導する側の責任でもあるのに、出来ないことを全部後輩のせいにするのは違います。
できること・できないことは人によって違うし、覚えることに時間がかかる人もいます。
その人に会ったやり方・その人が飲み込みやすい言葉で伝える・・・など後輩ができるようにすることが先輩の役割。
他人と比べてできるように発破かけるのではなく、後輩1人1人に合ったやり方で教えることが先です。
人格否定

できなかったら

だから●●さんはダメなんだよ
とミスしただけでその人の存在すらを責める人がいますが絶対にダメです。
自分に自信のない子、不安が強い人がこの言葉を言われたら傷つくし、その子が言われたことによって『だから私はダメなんだ』と自分を自分で責めてしまいかねません。
そんなことになったら、どれだけいいマネージャーになりそうな子がいたとしても辞めてしまう環境を、選手をサポートできる環境を先輩マネージャーが潰すことになります。
そんなマネージャーだからダメなんですよ。
・・・と私から言われるの嫌ですよね?
同じことをしないように気をつけて下さい。
指摘していいのは間違っているやり方のみです。
後輩の話や考え・行動を否定

後輩は後輩なりに考えて行動しています。
後輩なりの考え・行動を大切にするために、これからも行動できる後輩になってもらうためにも行動・考えを否定してはいけません。
後輩なりの考え・行動を否定したら行動することが怖くなったり、否定されるくらいなら行動することをやめてしまったりしてしまう可能性が高くなるからです。
なので後輩に言うのであらば

●●の時は●●だからしない方がいいよ、でも考えて行動してくれたことはすごくよかったよ
みたいに理由をつけてなぜダメなのかをきちんと説明しつつ、次に行動してくれるように促すことです。
後輩がしてくれると期待すること


わからなかったら後輩から聞いてくるだろう
言わなくても後輩が気づいてしてくれるだろう
と後輩がしてくれることを期待しないで下さい。
後輩が進んで行動してくれることは少ないです。
大半は先輩が怖かったり、気をつかいすぎて聞いていいのか不安になる、聞いていいタイミングかわからない、怒られたくない・・・など不安や心配から動けないことがほとんどです。
だからこそ、先輩から行動して気軽に聞ける雰囲気を作ったり、言ってほしい・話しやすいタイミングを先輩から提示したりと率先して先輩から行動していくことがベストです。
後輩を始め、他人が動くことに期待せず、待たないことです。
”普通できる”と自分や世間のものさしで考えること

自分ができるから、多くの人ができるからといって、指導する後輩が当たり前にできるとは限りません。
自分が知っていることだから、常識だからといって当たり前に知っているとは限りません。
常識・マナーだと一般的に言われていることでも大人が当然しているとは限りませんし、当然できるとも限りません。
なので普通はできる・普通知っていると【普通】という言葉を使って相手を否定してはいけません。
知らない・できないことが相手にとっては普通で日常だったのにいきなり【できて当然】と言われて、できることを強要されても困惑するだけです。
【後輩】という肩書きで見ない

NG行動をご紹介しましたが・・・なにが言いたいかというと
【後輩】として教えるのではなく【1人のマネージャー】として接することが大事ということです。
後輩・年下・・・などの一部の肩書きを見ているから

後輩だから相手から言ってくるだろう
年下だから相手からしてくるのが当たり前
など相手から動くこと・してくるのを待つことになります。
愚痴も悪口も出てきます。
教えること、教わることに【年下】も【後輩】も関係ありません。
1人のマネージャーとしてチームに必要な人材を育てることが目的なはずです。
【先輩】になったからといって偉くなったわけではありませんよ。
先輩も後輩から教えてもらうことはたくさんあるので、先輩だからと偉そうにせず先輩も先輩なりに考えて行動して下さいね。
先輩も【先輩】と肩書きに惑わされず【1人のマネージャー】として負けないように今後をマネージャーに励んでほしいです。
おわりに
やってはいけないことといっても1人1人感じることは違ってきます。
なので1人のマネージャーとして教える1人のマネージャーをきちんと見て、その子に合ったやり方で教えてあげて欲しいです。
なにごとも相手があって成り立つものです。
1人でなりたつものではありません。
そこを忘れずに。
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