マネージャーは選手のサポートですが、そのサポートにためには自分自身の管理する力が必要になってきます。
なぜなら
といったことが理由です。
特に勝負の世界に関わる以上、選手から八つ当たりされたり、仕事でうまくいかなかった時にいかに自分を平静に保てるかはマネージャーにとって超重要課題です。
自分を管理する力を上げるためには自分の扱いがうまくなる、自分を知る必要があります。
そのために自分の取り扱い説明書を作成して自分を知り、自分の扱いにうまくなっていきましょう。
取説を作るメリット・デメリット

作る前にまず、自分の取り扱い説明書を作ることのメリット・デメリットをご紹介します。
まずは取り扱い説明書をつくるメリットはこちら。
私も実際にこの取り扱い説明書を作っていました。
取り扱い説明書作りの慣れてくると、紙に書きださなくても頭の中だけで出来るようになるので、なにか起きても頭の中で整理でき、すぐに自分で立て直すことが出来るようになります。
またこの取り扱い説明書作りは応用すればマネージャーの仕事の扱いもうまくなるために使うこともできるのでマネージャーの仕事面でもプラスになります。
基本的にはプラスになることが多いですがデメリットを上げるなら・・・
というように時間がかかることです。
どうしても自分を見つめ返したり、自分の合う対処法を見つけていくため、時間がかかることは避けて通れないことです。
ですが!
1度自分の取り扱い説明書に慣れたり、完成させることが出来たら何年も役に立ちます。
そして自分をアピールする時には自分を知っているだけで強力な武器になります。
面接といった自分のアピールを準備をする時に「自分がわからない・・・」と悩むことは格段に減ります。
自分の扱いにうまくなるということはマネージャーだけでなく、これからの人生にも役立ちますよ。
自分取説の作り方
ではさっそく作り方の説明に入りたいと思います。
なにかを買ったときに付いてくる取り扱い説明書をイメージしてもらえるとOKです。
取り扱い説明書はだいだい
といった内容ですね。
なのでこれを真似して形で作っていきます!
1.自分のことをとにかく書き出してみる
最初はまず自分のことを書き出します。
書き出すと一言でいってもわからないと思うので私を例に出しながら説明していきます。
私カラリが自分のことを書きだすならこんな感じです⇩

私の例のように自分の良いところ・好きなところ~苦手なこところまで書き出していきます。
書き出す項目は
といった項目を中心に書き出してみて下さい。
どうしても書けない項目があれば、書けなくても大丈夫です。
2.悪いところ・改善したいところを書きだす
次は
などを書き出します。
1で書き出した中からマークをつけてもいいのですが、書き出した後に色々書き込んでいくので新しいページに書き出しす方がおすすめです。
ちなみに私はこんな所が苦手だったり、自分でどうにかしたいところです⇩

3.対策法を書きだす
対策といっても悪いところを完全になくすための対策ではありません。
にするための対策です。
苦手をなくせるならそれがいいですが、ここでは自分の扱いにうまくなるために作るのが目的です。
なので苦手をなくす必要はないです。
『苦手だからしたくない』を『苦手だけど、まぁやろう』って気持ちにできれば十分です。
ちなみに私が立てた対策(紫の字)はこんな感じです⇩


対策を書き出す時のポイントとしてはなるべく多くの対策を書き出すことです。
なぜなら苦手なことは状況・自分の精神状態・ストレス度合いによって変わるためです。
対策が1つだけなら、その時にその対策が合わなかったら『合わない』というストレスが生まれるし、対策がないことで苦手なことに取り組めなくなる可能性が上がるからです。
なので『この対策は合わないかも・・・』と思う対策でもとりあえず書き出してみて下さい。
4.対策の検証と評価
自分の取り扱い説明書を作るので自分に合っていなければ意味がありません。
なので、考えついた対策法が自分に合っているのかを全部試して、評価するのがここですることになります。
試した対策の評価(赤字)はこんな感じでしていました⇩


書き方は自分がわかりやすければなんでもOKです。
ただ評価するときにしてほしいのが
ことです。
面倒だと思うかもしれません。
ですが、合わなかったこと・合ったことの理由を残しておくことで、共通点だったり・知らなかった自分の癖が見えたりと新しい発見にも繋がりますので、ぜひ書いてみて下さいね。
(番外編)人から褒めたれたことを書き出す

これは自分の強みがわからないと思っている人に特にしてほしい項目です。
面接・就職など自分をアピールする場所、自分で仕事を頑張る時などにおいては自分のダメな所はアピールしません。
採用してもらうため、合格してもらうために自分の良いところをアピールし「この子を入れたい」と思わせることが重要になります。
そのために人よりも得意なことを自分で自覚するためには人から褒めてもらうことを思い出して、書き出すことは最適です。
自分の強み、自分が人から得意なことは案外、日頃なにげない所から見つかります。
なにげないから自分で見つけられていないだけです。
褒められても『自分にとっては普通』と思っているから自覚していないだけです。
他人から褒められたことをメモしておくことで見返したときに自分の強みを発見しやすくなるので、些細なことに気をつけてみてくださいね。
取説作成時のポイント

この取り扱い説明書は自分を自分で扱いやすくするためのものです。
なので苦手なこと、良いところを思い出す限り全部書き出すことが取説作成のポイントです。

苦手なことは書きたくない・・・
良いことろは思いつかない・・・
と悩む人もいると思いますがどちらかが偏り過ぎていてもダメです。
誰かに見せるものではないので、小さい所でもいいのできちんと書き出すようにしてみて下さい。
そしてもっとも大事なのが自分の悪いところが出たときに悪く思い過ぎないようにして下さい。
書き出すのは文字にして客観的に見つめるためです。
つまりはマイナスがプラスマイナス0になればいいんです。
なので、直さなくきゃ!悪いところはなくさなきゃ!と思わずに苦手だけど、ある程度できるようになることを目標にしてみて下さい。
おわりに
この自分取り扱い説明書は最初作るときは難しく感じると思います。
でもとりあえず作ってみると、自分でどうなしていいかわからなくなった時に頼れるものになります。
自分を知り・自分の扱いがうまくなれば、マネージャーの仕事だけでなく、面接等の自分をアピールする場所にも使えます。
なので難しいからという理由で1回で終わらずに、自分のやりやすい作り方を見つけて自分だけの取り扱い説明書を完成させてみて下さいね。
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