今回は部活のマネージャーになりたい人に向けて書きました。
特にマネージャーにこんなイメージをもっている人に読んでもらいたいです
マネージャーになりたいと思ってもらえることは嬉しいです。
でも「ならなければよかった」「こんなこと知っていたらやらなかった」と言って辞めていく人も多いです。
なので、そうならないために【マネージャーになったら経験する現実】をお伝えします。
最初に
ここで紹介することは体験者の言葉や私自身が体験したことです。
つまり【マネージャーになれば1番予測される出来事】です。
学校・部活によってマネージャーの仕事量やつらさは変わりますが、今から紹介することを1つの基準にして体験や見学をしてもらえれば自分にできるか判断しやすくなると思います。
では、ここからマネージャーの現実をご紹介していきます。
アニメ・漫画のようなことはない

マネージャーの仕事は基本面倒臭いこと・大変なことが多いことを覚えておいてください。
少なくとも漫画やアニメのようなことはないです。
よく持たれるマネージャーのイメージの多くは
などが多いです。
ですが、部活になればマネージャーではなく部員の扱いです。
準備の遅れ・不備があれば監督から怒られ、選手の機嫌が悪ければ八つ当たりなんて当たり前にあります。
また選手もマネージャーは当たり前の存在なのでなんとも思っていません。
なので目の前で着替え、下ネタ炸裂や男性の本音など男子の見たくない部分も見るので
『うわ・・・』
と思うことをがよくあります。
それに仕事はほぼ見えない事務・片付け・準備です。
見えない仕事を当たり前のように当たり前にこなすのが日常です。
準備していても選手に不満があれば、きちんと準備してもダメ出しをもらいます。
準備をしていても急な練習の変更で「いらない」と言われるし、急な変更で必要なものがなければ「なにしている、早く準備しろ」と言われることだってあります。
漫画やアニメのようなことは現実にはありません。
覚悟しておくべき現実

では、マネージャーになったら覚悟しておくべき現実をお伝えします。
辞めた人の理由も多く含まれるので、マネージャーをするならここの部分はしっかり考えてください。
考えてほしい項目は全30項目あります。
この30項目は今マネージャーやっている人・マネージャー経験がやってきたが通ってきた道でもあります。
マネージャーを考えている人だけが経験することではありません。
また経験しないかもしれない項目も入れています。
経験するかもと思って心構えをしていた方がしなかった時に楽になるので、そのために入れています。
しっかりとマネージャーの現実をみて下さい。




何度も言いますが漫画やアニメのようなことは本当にありません。
これを見て『嫌だ』と思うのであればマネージャーはしない方がいいです。
それか自分が『嫌だ』と思うこと項目がない部活のマネージャーになることをおすすめします。
『できるかな』という不安をもつのは当たり前なことなので心配しなくて大丈夫です。
不安を持っても『やってみたい』と思えば、ぜひ自分の目で見たり・体験してみて下さいね。

大変なことも多いけどそれを超える嬉しいこともあるよ!
私が実際に体験したこと
6年間マネージャーを経験した私は仕事以外で傷つくことがほとんどでした。

イメージで決めつけられる
マネージャーはどんなにきちんと仕事をしていてもイメージだけ決めつけられることが多かったです。
中には明らかにマネージャーをすることをバカにしたように言ってくる人もいました。
仕事のことで話しているだけなのに選手と会話している部分だけを見て『やっぱり男目当て』と言われてました。

選手に失礼のないように愛想よく仕事のことを話すこともダメなの・・・?
と思ったことも何度もありました。
『やって当たり前』が当たり前
準備されていること・整っていることが当たり前で周りの人は見てきます。
当たり前にできれば「それがマネージャーの仕事」で終わり。
出来ていなければ「やっぱり、それ程度だよね」と言われたこともあります。
とにかく粗探しをされている感覚でしかありませんでした。
粗探しをされている以上、なにかとマネージャーに対して悪いことを思われたり、言われることしかないので慣れない間は辛かったです・・・。
つきまとうイメージ
試合の役員の方、選手の彼女、選手の友人・知人・・・・
初対面の人には必ず始めた理由を聞かれたり、「男目当てなの?」とイメージのことばかり言われるし、聞かれました。
私は6年間で言われなかった期間はないほど、うんざりするくらい言われてきたし聞かれました・・・。
聞かれるたびに理由を答えても、なかなか信じてもらえないし

珍しいね
選手でよかったんじゃない?
と言われるばかり。
どんなに【今】頑張っていても【イメージ】でしか見てもらえないのは悲しかったです。
親や周囲からの理解されない
6年間続けても最後まで親からは認めてもらえませんでした。
社会人で家も出ていて自分で稼いで出しているのに関わらずです。
( 社会人だったので無視できましたが、学生だとそうはいかないので対策が必要になります)
また周りで理解してくれた人は片手で数えられるほどしかいませんでした。
陰で言われていることも多かったですし、実際に陰で言っている場面を何度も見ました。
その人達にとってはただの噂話程度なのかもしれないけれど・・・陰で言われることはやっぱり辛かったです。
これは6年間辞めるまでずっとありました。
ただ覚悟するだけではなくマネージャーする間は続くと考えて下さい。
最後に
マネージャーになりたいと思ってもらえることは嬉しいです。
でも『ならなけらばよかった』『こんなこと知っていたらやらなかった』と辞めていく人も本当に多いです。
だからマネージャーになりたいと思う人はこの記事を参考にして自分は続けられるのかしっかりイメージしてください。
脅したいわけではありません。
イメージだけで考える人が多いので、しっかり考えて欲しくて書きました。
自分が後悔しない選択をして下さい。
▼コメントはこちらから
私は野球部のマネージャーを経験しました。私も筆者さんが書いているように、マネをすることに反対されていました。私も友達に誘われた、プロ野球はそれなりに見るしちょっとやってみたいような…?くらいの感じだったので、親に大反対をされ、嫌味を言われ、正直辞めようか迷いました。でも、マネになってみると、毎日楽しいことばかりでした。
この記事は、マネをやるにあたって悪いことばかり書かれていますが、私はマネージャーになって後悔していません。
そりゃ忙しくて勉強なんて出来なくて、テストはいつも下から5番目以内とかでした。うちの部活ではマネージャーも声を出すことを徹底されていたため、声が小さい!とよく怒られました
だけど、必死に努力する部員は、今まで見た誰よりも輝いていて、心から部員の幸せを願うようになりました。推しの部員も出来て、毎日とても楽しかった。言ってしまえば、野球部に恋をしていたのかもしれません。
野球部から元気をもらっていたし、ちょっと頼られたり「ありがとう」って言われたり、ちょっと大事にされたり、ほんとにちょっとのことで喜ぶ毎日です。
それに何かに必死になったり、泥々になってでも誰かのことを応援することなんて、普通の人は経験しないことです。確実に良い経験をしたと思えます。
だから、マネージャーは、モテたいからとかそんな理由でなるもんじゃないし、そんな気持ちでマネージャーになんかならないで欲しいとも思います。ただ、もしそれ以外の理由で少し気になるのなら、覚悟を決めてマネージャーになるのもいいと思います。飛び込んだら案外そこは自分の居場所になるかもしれません。
白藤しずくさん
コメントありがとうございます!
そして素敵な体験談も合わせて下さり、ありがとうございます。
コメントの中に【野球部に恋をしていた】とありますが、私はこのフレーズがしっくりきました。
マネージャーをやめた今『私は所属チームに恋をしていた!』と気づくことができました。
素敵な言葉をありがとうございます!!
白藤さんがいうように【マネージャーになりたい人必読】これがマネージャーの現実の記事はあえて
マネージャーの悪い部分ばかり書き、キラキラしたマネージャー像をなくすように書いています。
理由は記事にも書いていますが、なによりマネージャーをしてよかったからこそ、きちんとしたマネージャーの姿を知ってマネージャーになって欲しいという気持ちがあったからです。
甘い言葉よりきちんとした姿を伝えることが、元マネージャーの私ができることだと思いました。
ブロブを書いている私の言葉よりもコメントくださったマネージャー経験者の白藤さんの言葉の方がなによりの説得ある言葉だと思います。
マネージャー希望する方は白藤さんのコメントもぜひ読んで頂き、参考にしていただければと嬉しいです。